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学部長あいさつ

人間にふさわしい生き方や暮らしの探求



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 2017年度、人間学部は創立15周年を迎え、4月からナゴヤドーム前キャンパスで新たな歩みを始めています。

 私たちの人間学部では、「心理系」、「社会・教育系」、「国際・コミュニケーション系」という三つの専門領域を通じて、人間を多角的・多面的に理解する機会を提供しています。しかし、それは知識だけの教養や単なる物知りをめざすものではありません。人間学部の学びの中核には、人間にふさわしい生き方、人間にふさわしい人々の暮らし、人間らしい社会や文化へのあこがれ、一言でいえば「人間性(ヒューマニティ)」への強い憧憬があります。人間学部では、これらの人間らしいあり方を問い続け、将来、一人一人の卒業生がそれを実現していくために、人間のさまざまな潜在力や可能性、また逆に人間のさまざまな弱さや危うさ、つまり私たち自身の未来を開く人間の諸条件を、上の三つの専門領域を通じてしっかり学んでほしいと思います。

 今日、急速なグローバル化や技術革新の進展は、より人間らしい暮らしの可能性を用意しつつ、反面では、既存の発想では予想もできなかった諸問題も引き起こそうとしています。その意味では、上述のような「人間性」の実現には、幾多の困難が待ち構えているかもしれません。しかし、人間にふさわしい生き方や暮らしの探求という堅固な視座と、それによって磨かれた知性や能力は、必ずやこれらの困難を打開してくれるはずです。そして実は、こうした知性と能力を身につけた人こそ、人間学部がめざす「人間性豊かな実践的教養人」に他ならないのです。

人間学部 学部長 宮嶋秀光